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[网络新闻] 【魔都夜曲】彩排报道(多图)

本帖最后由 北京猫 于 2017-7-9 23:50 编辑

2017/7/7

ジャズ生演奏に乗せて描く上海の光と影 藤木直人×マキノノゾミ×河原雅彦の音楽劇『魔都夜曲』開幕


藤木直人主演×マキノノゾミ作×河原雅彦演出の顔合わせで送る音楽劇『魔都夜曲』が、本日7日にBunkamuraシアターコクーンにて開幕した。





1930年代・上海を舞台に、歴史に秘められた人間ドラマを描く本作。舞台は、ムードたっぷりのジャズバンドの生演奏から開幕する。ジャズクラブ支配人を演じる橋本さとしと、クラブの歌姫・字春(ユーチュン)演じる秋夢乃の歌声、そして、全キャストが華やかに歌い上げる音楽監督・本間光昭作曲のメインテーマ〈オピウム・ラヴァーズ〉で、客席を異国情緒あふれる“魔都”上海の世界へと導く。



藤木が演じる主人公・白河清隆は、藤原家の血筋であり、父・近衛文麿首相の秘書官を務め、出征後シベリア抑留中に41歳で亡くなったという近衛文隆がモデル。本作は、彼のエピソードからインスピレーションを得て創作されたものだ。マイコ演じるヒロイン・周紅花(チョウ・ホンファ)や、小西遼生演じる彼女の兄・周志強(チョウ・チーチャン)との恋と友情がつづられる一方で、太平洋戦争前夜の社会、アヘンが蔓延する街の暗部を織り込みながら、ドラマチックな群像劇が繰り広げられる。



また、“東洋のマタハリ”と呼ばれた川島芳子役を演じる壮一帆の凛々しい男装姿、李香蘭に扮し〈蘇州夜曲〉を披露する浜崎香帆(東京パフォーマンスドール/高嶋菜七とのWキャスト)の伸びやかな歌声にも注目だ。
初日を前にした藤木&マイコ、河原のコメントは以下の通り。

■藤木直人
自分にとってシアターコクーンは蜷川さんに初めてごあいさつした場所だし、今までで一番多く観に来た劇場のステージに、初めて立つことが出来て感慨深いです。マキノさん、河原さんによって描かれた魅力的な物語、衣裳やセットも華やかで生のジャズバンドの演奏など、エンターテインメントの要素がたくさん詰まった楽しい作品になっていると思います。観てよかった! と思ってもらえるように頑張ります。

■マイコ
脚本を読んだ時に、私自身も劇場で観たいと思った作品です。稽古中は、登場人物たちの生命力と歌、そして、生バンドの音色にしっかり力づけられました。1930年代の上海の大きなうねりの中で起こるドラマチックな物語を、溢れんばかりの熱量とジャズの調べに乗せてお客さまにお届けいしたいと思います。“魔都”上海の世界に迷い込んでいただけたらうれしいです。

■河原雅彦(演出)
音楽劇の魅力がうんと詰まったいい感じのエンタメに仕上がったと思います。ストーリーの骨格もしっかりしているし、ジャズメンの方々の演奏も華やかだし、俳優陣もそれぞれに魅力的だし、一粒で何度もおいしい舞台となっておりますので、皆々さまどうぞ劇場まで足をお運びくださいませ。

消息来源:http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2017/07/07_03.php
“萤之光”这把钥匙,打开了一扇名为“藤木直人”的门!

本帖最后由 北京猫 于 2017-7-7 23:15 编辑

ジャズの生演奏が彩る、河原雅彦演出「魔都夜曲」藤木直人&マイコの恋の行方は

2017年7月7日 22:57



cube 20th. presents 音楽劇「魔都夜曲」ゲネプロより。



cube 20th. presents 音楽劇「魔都夜曲」が、本日7月7日に東京・Bunkamura シアターコクーンで開幕。これに先がけ、本日ゲネプロが行われた。
原作をマキノノゾミ、演出を河原雅彦が手がける本作は、“魔都”と称された1930年代の中国・上海を舞台に、時代の光と影が織りなす人間模様を描いた音楽劇。日本政府の要人を父に持つ青年・白河清隆役を藤木直人が演じ、中国人の父と日本人の母のもとに生まれた周紅花役をマイコ、その兄・周志強役を小西遼生が務める。
1幕は、新田(橋本さとし)が経営するクラブ、ル・パシフィークの場面からスタート。冒頭のシーンでは、バンドによるジャズの生演奏に乗せて、クラブの歌姫・字春(秋夢乃)と新田が重厚感のあるしっとりとした歌声を披露する。そして舞台はネオンきらめく夜の上海の街へ。暴漢に襲われた周兄妹を助けたことから、白河(藤木)はル・パシフィークに出入りするようになっていく。


新田や字春、ピアノ奏者の鹿取(松下洸平)、ボーイのサミー(コング桑田)といった個性的なル・パシフィークの面々や、日本人街の開業医・西田(村井國夫)、白河のお目付役でもある外交官の籾田(山西惇)らと交流を深める中で、次第に惹かれ合っていく白河と紅花。しかし華やかな恋とは裏腹に、切迫した日中関係が彼らの周囲に暗い影を落としていく。


日本人でありながら中国人女優・歌手として活躍した李香蘭役をWキャストで演じるのは、東京パフォーマンスドールの高嶋菜七と浜崎香帆。ゲネプロでは浜崎が李香蘭役を務め、名曲「蘇州夜曲」を力強く歌い上げた。また元宝塚歌劇雪組トップスターの壮一帆は、“東洋のマタ・ハリ”と呼ばれた川島役として男装姿を披露。彼らの登場により、物語はどのような展開を見せるのか。答えは劇場で確認してほしい。

冒頭のシーンのみならず、バンドの生演奏やキャストによる歌唱が全編にわたって散りばめられた本作。脚本のマキノが作詞、音楽監督の本間昭光が作曲を手がけたメインテーマ「オウピム・ラヴァーズ」はもちろん、バンドメンバーとともにピアノ演奏を披露する松下のパフォーマンスにも注目したい。



初日を迎えた藤木は「自分にとってシアターコクーンは蜷川さんに初めてご挨拶した場所だし、今までで一番多く観に来た劇場のステージに初めて立つことが出来て感慨深いです」と思いを明かし、「マキノさん、河原さんによって描かれた魅力的な物語、衣裳やセットも華やかで生のジャズバンドの演奏などエンターテイメントの要素がたくさん詰まった楽しい作品になっていると思います。観てよかった! と思ってもらえるよう頑張ります」と意気込みを語る。





共演のマイコは「1930年代の上海の大きなうねりの中で起こるドラマティックな物語を、溢れんばかりの熱量とジャズの調べに乗せてお客様にお届けしたいと思います。『魔都』上海の世界に迷い込んで頂けたら嬉しいです」とアピール。また演出の河原は「音楽劇の魅力がうんと詰まったいい感じのエンタメに仕上がったと思います」と手応えを見せ、「一粒でも何度でも美味しい舞台となっておりますので、皆々様、どうぞ劇場まで足をお運びくださいませ」と観客にメッセージを送った。



東京公演は7月29日まで。その後、8月5・6日に愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、8月9日から13日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。
藤木直人コメント
自分にとってシアターコクーンは蜷川さんに初めてご挨拶した場所だし、今までで一番多く観に来た劇場のステージに初めて立つことが出来て感慨深いです。マキノさん、河原さんによって描かれた魅力的な物語、衣裳やセットも華やかで生のジャズバンドの演奏などエンターテイメントの要素がたくさん詰まった楽しい作品になっていると思います。観てよかった! と思ってもらえるよう頑張ります。
マイコ コメント
脚本を読んだ時に、私自身も劇場で観たいと思った作品です。
稽古中は、登場人物達の生命力と歌、そして生バンドの音色にしっかり力づけられていました。
1930年代の上海の大きなうねりの中で起こるドラマティックな物語を、溢れんばかりの熱量とジャズの調べに乗せてお客様にお届けしたいと思います。
「魔都」上海の世界に迷い込んで頂けたら嬉しいです。
河原雅彦コメント
音楽劇の魅力がうんと詰まったいい感じのエンタメに仕上がったと思います。ストーリーの骨格もしっかりしてるし、ジャズメンの方々の演奏も華やかだし、俳優陣もそれぞれに魅力的だし、一粒でも何度でも美味しい舞台となっておりますので、皆々様、どうぞ劇場まで足をお運びくださいませ。

消息来源:http://natalie.mu/stage/news/239978

“萤之光”这把钥匙,打开了一扇名为“藤木直人”的门!

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舞台果然很有夜上海的感觉,直人的角色意外的年长,还有胡子,不过还是好看!

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本帖最后由 北京猫 于 2017-7-8 00:19 编辑

開幕!! 藤木直人主演、音楽劇『魔都夜曲』公開ゲネプロ【動画あり】

マキノノゾミ作、河原雅彦演出で、藤木直人、マイコ、小西遼生、壮 一帆、橋本さとし等豪華キャストが揃った音楽劇『魔都夜曲』が、7月7日に初日を迎え、開幕前にゲネプロを公開した。
物語の舞台は1939年の魔都上海。主人公、白河清隆(藤木直人)は前首相だった父の指示で上海にやってきた。そこで偶然知り合った周志強(チョウ・チーチャン 小西遼生)、周紅花(チョウ・ホンファ マイコ)兄妹を通じて上海を、中国を理解しようとする。



周志強(チョウ・チーチャン 小西遼生)と白河清隆(藤木直人)

そこに現れる不思議な人たち。
ジャズクラブで歌う中国人歌姫・宇春(ユーチュン、秋夢乃)、彼女を援助する日本大使館員・籾田守(山谷惇)、ジャズクラブの支配人・新田日出夫(橋本さとし)。そして実在の人物、男装の麗人として知られる川島芳子(壮 一帆)や李香蘭(浜崎香帆 Wキャスト)も登場する。



秋夢乃 マイコ 藤木直人 小西 遼生 橋本さとし ゴング桑田

魔都と呼ばれた上海の危うくも魅力あふれる空気と、その底にある時代のにおいを、音楽・衣装・セット、そして中国語の力を借りつつ舞台上に再現。登場人物ひとりひとり生き様が、克明に描かれいく。
魔都・上海に生きる人々の雰囲気を動画から感じて下さい。
(物語の核心についてのネタバレ要素は含んでおりませんが、新鮮な気持ちで公演をご覧になりたい方は見ないでくださいね)

近衛文麿首相の子息という実在の人物からインスピレーションを得て書かれた物語は、虚構と歴史とを行き来する、不思議な旅となりそうだ。
公演は7月29日(土)までBunkamura シアターコクーンにて。その後、愛知、大阪にて上演。

cube 20th. presents 音楽劇『魔都夜曲』
作:マキノノゾミ 演出:河原雅彦
出演: 藤木直人 マイコ 小西遼生 壮 一帆 松下洸平 秋 夢乃
中谷優心 キッド咲麗花 村上貴亮 吉岡麻由子 前田悟 板倉チヒロ
田鍋謙一郎 奥田達士 コング桑田 春風ひとみ 山西惇 村井國夫 橋本さとし 他

公演日程
<東京公演> Bunkamura シアターコクーン  2017年7月7日(金)〜7月29日(土)
<愛知公演 > 刈谷市総合文化センター 大ホール  2017年8月5日(土)〜8月6日(日)
<大阪公演> サンケイホールブリーゼ 2017年8月9日(水)〜8月13日(日)
企画・製作 株式会社キューブ
キューブ公式サイト 
http://www.cubeinc.co.jp

<ストーリー>
舞台は1939年、上海。当時の上海はフランスやイギリス、アメリカ、日本などの列強の租界地として異国情緒が溢れる都市となっていた。人々の思惑や欲望を飲み込む多国籍の都市は、”魔都”とも称された。
その都市にある男が降り立つ。男の名は白河清隆(藤木直人)。公家の血を引き父は日本政府の要人、諸国を遊学し芸術に親みながらも遊興に明け暮れていた。上海には、父からの指示で来たのだが、相変わらず遊び歩く日々。その清隆の前にある二人の兄妹が現れる。中国人の父と日本人の母を持つ、周志強(チョウ・チーチャン 小西遼生)、周紅花(チョウ・ホンファ マイコ)。清隆と二人の間には次第に友情が生まれていく。
新田日出夫(橋本さとし)が支配人を務めるクラブ「ル・パシフィーク」には様々な人々が集まる。クラブのあちこちでは、音楽談義も語られれば、直面する政情に熱を帯びた論議も起こり、ジャズの音色とともに、人々の思惑渦巻く不可思議な空間だった。清隆、志強、紅花は、ル・パシフィークで様々な人々と出会う。
紅花は清楚な外見からは予想がつかない自由奔放な一面ものぞかせ、清隆はそんな紅花にいつしか惹かれてゆく。しかし、ふたりの恋には、それぞれの宿命が待っていた。志強と紅花にはある秘密があった。
時代は大きな影を落とし始めていた。時は太平洋戦争前夜。未だ目的が見出せなかった清隆も、彼の存在自体が持つ宿命により、容赦なく歴史の大いなる波に巻き込まれてゆく。
各国列強がにらみを利かせ思惑渦巻く都市・上海で、清隆は次第に自分のなすべきことに目覚めてゆく。清隆と紅花、そして取り巻く人々の大いなるドラマが展開してゆく。

消息来源:
http://www.astage-ent.com/stage-musical/matoyakyoku2017-2.html
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マイコ鮮やかチャイナドレスで抜群スタイルを披露
[2017年7月7日17時26分]





音楽劇「魔都夜曲」の公開通し稽古に出席した、左から小西遼生、マイコ、藤木直人(撮影・森本隆)

藤木直人(44)マイコ(32)らが7日、東京・渋谷のシアターコクーンで初日を迎える音楽劇「魔都夜曲」の公開通し稽古に出席した。

 1939年の上海を舞台に、藤木演じる日本人青年と、日本と中国の血を引く女(マイコ)が、戦局にほんろうされながら互いに恋心を抱いていく群像劇。マイコは鮮やかなチャイナドレス姿で、抜群のスタイルを披露。ジャズバンドの生演奏をバックに、歌にダンスにと万能ぶりを見せた。昨年8月に妻夫木聡(36)と結婚してから、今回が3度目の舞台。「1930年代の上海の大きなうねりの中で起こるドラマチックな物語を、あふれんばかりの熱量とジャズの調べに乗せてお届けしたい」と意気込んだ。

 前首相の子息という役どころの藤木は「衣装やセットも華やかで、生のジャズバンドの演奏など、エンターテインメントの要素がたくさん詰まった楽しい作品になっていると思います」とコメントした。

 ほか小西遼生、壮一帆、松下洸平、秋夢乃らが出席した。

消息来源:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1851637.html

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渋谷の劇場に1939年の上海が出現! 藤木直人主演の音楽劇『魔都夜曲』が遂に開幕~ゲネプロレポート


音楽劇『魔都夜曲』ゲネプロより(撮影:桜井隆幸)



7月7日(金)午後、cube 20th presents 音楽劇『魔都夜曲』のゲネプロ(総通し稽古)が、同夜の初日公演に先駆けてBunkamuraシアターコクーンで行なわれた。開演約10分前から舞台上では、生のジャズバンドと作品の舞台と、チャイナドレスを身に纏った歌姫がメロウな歌で観客を出迎えてくれる。
そう、ここはすでに1939年上海のジャズクラブ「ル・パシフィーク」。魅惑的なスタンダードジャズに酔いながら、いつしか「ル・パシフィーク」にやって来た客の一人として、物語の世界の住人になっている。そして、『魔都夜曲』の幕は開く。


音楽劇『魔都夜曲』ゲネプロより(撮影:桜井隆幸)



1939年、フランスやイギリス、アメリカ、日本などの列強の租界地として異国情緒に溢れ、人々の欲望を飲み込む”魔都”とも称される魅惑の都市、上海。ある晩、その街角を暴漢に追われ疾走する男女がいた。暴漢と格闘となったその時、突然一人の男が助っ人に入った。まもなく警察は到着したが、何故か被害者の男女と助けた男が捕らえられ、3人は留置所で一晩過ごす羽目になった。
助っ人の男の名前は、白河清隆(藤木直人)。政府要人を父に持ち、諸国遊学を経て上海に赴任して来たばかりの青年。ボクシングの心得がある為か、暴漢にも負けず腕っ節が強かった。追われていた2人連れの、女は周紅花(チョウ・ホンファ マイコ)、男はその兄・周志強(チョウ・チーチャン 小西遼生)。3人は奇縁で友情を育んでいく。
紅花は、中国人の父、日本人の母を持ち、美しく意志的な女性。兄の志強は異母兄で生粋の中国人、父を継ぎ貿易関係の仕事に携わっている。清隆と言えば、アメリカ仕込みの遊興が過ぎ、今回はケガまでして帰って来たので、お目付役のS外交官の籾田(山西惇)や、租界で開業する医師の西田(村井國夫)、アパート管理人の芽衣(ヤーイー 春風ひとみ)をやきもきさせている。
ある日、3人は、フランス租界にあるジャズクラブ「ル・パシフィーク」に繰り出した。ル・パシフィークには様々な人々が集っている。思惑や欲望が渦巻く上海で、自由を感じさせる異空間。元外国航路のマドロスで世界を巡り上海に辿り着いた新田日出夫(橋本さとし)が、支配人を務めている。


音楽劇『魔都夜曲』ゲネプロより(撮影:桜井隆幸)



ジャズクラブには、歌姫の字春(ユーチュン)ピアノマン鹿取良治(松下洸平)を始めとするジャズバンドのメンバー、陽気なボーイ・サミー(コング桑田)、給仕達、そして様々な客。その異空間で、清隆、紅花、志強は、清朝の王女であり男装の麗人として名を馳せた川島芳子(壮一帆)、満州映画協会の理事長を務める甘粕正彦(山西惇・二役)、中国人女優としてデビューしたばかりの李香蘭(浜崎香帆・高嶋菜七のWキャスト)と出会う。
時は日中戦争中。謀略を計る者、戦争に突き進もうとする者、和平の道を探る者、皆がそれぞれの思惑の中で、敵対する祖国を持つ清隆と紅花は、互いの宿命と許されない立場を知りながら惹かれ合ってゆく。そして、いつしか清隆は自分の生きる道を見いだしてゆく……。
藤木直人の清隆は、公家出身で政府要人の息子という人物像に説得力を持たせる上品さがあり、且つチャーミングで大胆。今迄の藤木のイメージとも一味違う奔放な御曹司を生き生きと演じている。マイコの紅花は可憐さと芯の強さを内在させ、魅力的で多面的な女性を創り上げている。すらりとした二人の並び立つ姿が本当に美しい。
キャストが劇中まとう様々な衣裳も見逃せない。チャイナドレスやスーツなど、その時代のお洒落を堪能できる。そして舞台美術、生バンドによる当時の名曲の数々。一言で”ゴージャス”という言葉がぴったりだ。オープニングで演奏されるメインテーマのオリジナル曲「オピウム・ラヴァーズ」は、音楽監督の本間昭光が作曲、脚本のマキノノゾミが作詞を担当。キャストによる大合唱が圧巻だ。


音楽・本間昭光



「IN THE MOOD」や「BLUE MOON」といったスタンダードジャズナンバーや、当時の歌謡曲や唱歌など、物語の要所要所に効果的に名曲が奏でられ、歌唱力抜群のキャスト達による名曲の歌唱に浸りあっという間に時が過ぎる。
史実をモチーフに描かれた本作。贅沢な空間に身を浸しながら、激動の時代を命懸けで駆け抜けた人々の、息吹とエネルギーを存分に感じられる、意欲的な新作となった。
初日に向けて、主演の藤木直人、ヒロインのマイコ、演出の河原雅彦が次のようにコメントを寄せた。

白河清隆役・藤木直人
自分とってシアターコクーンは蜷川さんに初めてご挨拶した場所だし、今までで一番多く観に来た劇場のステージに初めて立つことが出来て感慨深いです。マキノさん、河原さんによって描かれた魅力的な物語、衣裳やセットも華やかで生のジャズバンドの演奏などエンターテイメントの要素がたくさん詰まった楽しい作品になっていると思います。観てよかった!と思ってもらえるよう頑張ります。
周紅花(チョウ・ホンファ)役・マイコ
脚本を読んだ時に、私自身も劇場で観たいと思った作品です。
稽古中は、登場人物達の生命力と歌、そして生バンドの音色にしっかり力づけられていました。
1930年代の上海の大きなうねりの中で起こるドラマティックな物語を、溢れんばかりの熱量とジャズの調べに乗せてお客様にお届けしたいと思います。
「魔都」上海の世界に迷い込んで頂けたら嬉しいです。


音楽劇『魔都夜曲』ゲネプロより(撮影:桜井隆幸)



演出・河原雅彦
音楽劇の魅力がうんと詰まったいい感じのエンタメに仕上がったと思います。ストーリーの骨格もしっかりしてるし、ジャズメンの方々の演奏も華やかだし、俳優陣もそれぞれに魅力的だし、一粒で何度でも美味しい舞台となっておりますので、皆々様、どうぞ劇場まで足をお運びくださいませ。

公演は7/7に渋谷・ Bunkamuraシアターコクーンで初日を迎え、愛知、大阪を巡演する。詳細は、魔都夜曲オフィシャルサイトで確認してほしい。



消息来源:https://spice.eplus.jp/articles/134430
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cube 20th. presents 音楽劇『魔都夜曲』

1840年代、阿片戦争終結以降、中国の条約港には、欧米各国列強が租界(行政自治権や治外法権を持つ外国人居留地)を設けた。上海も、イギリス、アメリカ、日本などの共同租界とフランスの租界が存在し、外国人が多く住み、文化、建設物、など異国情緒が漂う華やかな近代貿易都市を形成していた。一方、アヘン売買も盛んで、町の所々にアヘンが蔓延し、現地の中国人たちは貧しさに生活にあえいでいる者も少なくなかった。
この物語の主人公・白河清隆には、モチーフになった実在の人物がいる。藤原家の血筋で、プリンストン大学ではゴルフ全米学生チャンピオンに輝き、その後、父・近衛文麿首相の秘書官を務め、出征後シベリア抑留中41才で亡くなった近衛文隆。彼のエピソードからインスピレーションを得て、多彩な人間ドラマが描き出された、オリジナル音楽劇がこの「魔都夜曲」である。



脚本は、濃密な人間ドラマを描き出し、演劇界を牽引するマキノノゾミ。演出は、大劇場からライブハウス公演まで幅広いジャンルの公演を手掛け、華やかさとエッジの効いた演出で、”今最も旬な演出家”と言っても過言でない河原雅彦。主演は、時代劇『冬の絵空』で舞台デビュー後、蜷川幸雄演出『海辺のカフカ』日本公演・海外公演に出演、そして蜷川の遺作となった『尺には尺を』に主演した藤木直人。映像から舞台まで活躍の幅を広げ、今まさに充実期を迎えている俳優。繊細な演技力と凛とした佇まいで、激動の時代に生きる”プリンス”をいかに演ずるか期待が高まる。ヒロインの紅花はマイコ。美貌、上品さと迫力を兼ね備えた演技力は、演劇界の次世代スターの呼び声も高い。紅花の兄・志強は、2017年ミュージカル『フランケンシュタイン』の怪物・アンリ役で、歌唱力とその美しき怪物ぶりが好評を得た小西遼生が演じる。「東洋のマタハリ」として名を馳せた実在の人物、川島芳子には壮一帆。宝塚雪組トップスターであった壮の”男装の麗人”ぶりが今から楽しみだ。クラブのピアノマン鳥谷にはこまつ座『木の上の軍隊』での演技が各所から高い評価を得た松下洸平。



そして、物語の舞台となるJAZZ CLUBの支配人であり、秘められた過去を感じさせる謎の男として、このドラマの影の狂言回しに扮するのが橋本さとし。その他、劇団四季出身『エビータ』『アイーダ』などでタイトルロールを歴任した秋夢乃、更に、コング桑田、春風ひとみ、山西惇、村井國夫、といった演劇界の実力派俳優がずらりと勢揃いし、華やかさと暗部を抱えた、1930年代の上海の、歴史に隠された秘めた恋と人間模様を、生のジャズバンドで、華やかに、そしてドラマティックに描き出す。



開幕前からバンドの本格演奏があるので、少し早めに席に着くことをオススメしたい。そして、“本編”が始まる前に歌姫・宇 春(秋夢乃)が登場し、生演奏をバックに歌う。シアターコクーンが上海のクラブ「ル・パシフィーク」になる瞬間だ。ぽっちゃりした陽気なボーイのサミー(コング桑田)も登場し、諸注意のアナウンスをするが、これがユーモアたっぷり、ここは見逃さないように!さらにクラブのオーナーである新田日出夫(橋本さとし)、歌姫とデュエット、これは贅沢!そして「ル・パシフィークへようこそ!」とオーナーが叫ぶ。
時代設定は1939年、ノモンハン事件が起こった年、その2年前は第二次上海事変、上海の租界地は「東洋のパリ」と呼ばれて栄えていたが、この頃になると翳りが見え始める、その最後の煌めきのタイミングだ。悲鳴が聞こえる、2人の男女が暴漢に襲われる。男は周志強(小西遼生)、女は周紅花(マイコ)。その悲鳴を聞いて駆けつけたのは白河清隆(藤木直人)、暴漢に襲われる2人を助けようとするも、一緒にボコボコにされ、しかも駆けつけた警官に連行される、というなんとも残念な状況に。やっとのことで解放された白河清隆、近所に住む医者の西田勇(村井國夫)に手当してもらう。
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正義感の強い白河清隆、屈託の無い笑顔、そんな彼を見守る西田、アパートの管理人である気の良い芽衣(春風ひとみ)、戦争さえなければ、このまま楽しく暮らせたかもしれないが、時代はすでにきな臭く、不穏な空気で充満している。夜ごと、様々な人々がジャズの音色を求めて「ル・パシフィーク」に集う。この時代はスウィング・ジャズが流行っていた時期でグレン・ミラーが活躍していた頃、そんなジャージーでダンサンブルな音楽が物語を彩る。バンドの生演奏が雰囲気を盛り上げる。過去に何かがありそうな、ちょっとうさん臭いオーナー・新田、ここに集まる人々を見つめている立場だが、その見つめ方は謎めいていながらもちょっと温かみも感じられる。なんとも訳がありそうな2人、兄と妹だと言う。美しく、少しミステリアスな周紅花に白河清隆が惹かれていくのにそう時間はかからなかった。



架空の物語であるが、実在の人物も登場する。川島芳子(壮一帆)、名前は日本人だが、その素性は清の皇族で、本名は愛新覚羅顕㺭(あいしんかくら けんし)、日本軍の工作員として諜報活動を行っていたとされているが、実際に諜報工作をしていたかどうかはさだかではない。謎に満ちたキャラクターを壮一帆が颯爽と妖艶さ醸し出しながら“男装の麗人”ぶりを発揮する。また当時人気絶頂の李香蘭(高嶋菜七、浜崎香帆 Wキャスト)も登場し、舞台に華やかさを添える。
まっすぐで芯のある白河清隆を藤木直人が明るく演じ、表面的には明るく振る舞うが少し陰りのある周志強を小西遼生が的確に演じる。このコントラスト物語の中で要となる。清隆のお目付役の外交官の籾田守(山西惇)、見た目は堅物そのものだが、実は……な設定は意外性たっぷり。怪しいオーナー新田、橋本さとしが軽やかな身のこなしと訳あり風情で物語のアクセントに。キャストが適材適所で、カンパニーに安定感がある。ショータイムをたっぷりと挟み込んでいるが、このショータイムのクオリティも高く、このクラブ「ル・パシフィーク」のショータイムを独立させてレビューにしても楽しそうな雰囲気だ。「夢うつつ、かりそめ」の街・上海、光があれば影もある、アヘン窟も舞台上に出てくるが、目抜き通りは煌びやかでちょっと路地裏に入ると暗く陰湿な街、貧しい人々もしっかり描かれている。1930年代、上海は実際に“魔都”と呼ばれており、アヘンの闇取り引きで巨万の富を築いたギャングもいたくらいだ。
1幕ラスト近く、李香蘭が「蘇州夜曲」を歌う。作詞は西條 八十、作曲は服部 良一、映画「支那の夜」で歌われていた楽曲だ。現在の上海の西、浙江省(杭州)の北、当時の情景を歌ったもの、たおやかなメロディと艶やかな歌声とは裏腹に、その後はどんでん返し、そこは観てのお楽しみだ。



白河清隆を演じる藤木直人さん、周紅花役のマイコさん、演出の河原雅彦さんのコメントも到着した。

<藤木直人さん>
自分にとってシアターコクーンは蜷川さんに初めて挨拶した場所だし、今までで一番多く観に来た劇場のステージに初めて立つことが出来て感慨深いです。マキノさん、河原さんによって描かれた魅力的な物語、衣裳やセットも華やかで生のジャズバンドの演奏など、エンターテイメントの要素がたくさんつ詰まった楽しい作品になっていると思います。観てよかった!と思えるように頑張ります。


<マイコさん>
脚本を読んだ時に、私自身も劇場で観たいと思った作品です。稽古中は、登場人物達の生命力と歌、そして生バンドの音色にしっかり力づけられていました。1930年代の上海の大きなうねりの中で起こるドラマチックな物語を、溢れんばかりの熱量とジャズの調べに乗せてお客様にお届けしたいと思います。「魔都」上海の世界に迷い込んで頂けたら嬉しいです。

<河原雅彦さん>
音楽劇の魅力がうんと詰まったいい感じのエンタメに仕上がったと思います。骨格もしっかりしてるし、ジャズメンの演奏も華やかだし、俳優陣もそれぞれに魅力的だし、一粒で何度でも美味しい舞台となっておりますので、皆々様、どうぞ劇場まで足をお運びくださいませ。
“萤之光”这把钥匙,打开了一扇名为“藤木直人”的门!

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【ストーリー】
昭和14年(1939年)、三月。上海。共同租界の路地裏。フランスやイギリス、アメリカ、日本などの列強の租界地として、人種のるつぼとかしていた、エキゾチズム溢れる都市、上海。夜の租界を、暴漢に追われ走り抜ける三人の若い男女がいた。警笛とともに駆けつけた警官に連行されてゆく3人。白河清隆(藤木直人)、周志強(チョウ・チーチャン/ 小西遼生)、周紅花(チョウ・ホンファ/マイコ)。
翌朝、外交官の籾田守(山西惇)に引き取られ、清隆の住む「虹口(ほんきゅう)アパート」に戻って来た3人。虹口アパートは共同租界の日本人街にあり、管理人は口うるさいが気の良い芽衣(ヤーイー/春風ひとみ)。その応接室で、3人は老医師の西田勇(村井國夫)に手当を受けていた。
事の顛末は、清隆が、暴漢に襲われていた志強と紅花を助けた最中、暴漢達は逃げ、あべこべに被害者の3人が不当に逮捕されてしまった、ということらしい。
清隆の素性は、公家の血を引き日本政府の要人を父に持つ男。諸国を遊学し音楽や絵など芸術に親しんできたが、今は、日本からの送金を全て遊興に使う自堕落な生活を送っていた。上海には、日本と支那の関係の現状を学ぶように、との父からの指示で来たのだが、相変わらず遊び歩いていた。籾田はそんな清隆のお目付役を、父から仰せつかっていた。清隆は、明朗快活で屈託がないところが魅力的な青年だった。日本人街の開業医である西田も、そのような清隆の気質が好きで温かく見守っている一人であった。その清隆が行きがかり上、助けた男女は兄妹だった。兄の志強は亡父の跡を継いで、上海で貿易の仕事をしており、紅花はそんな兄と一緒に暮らし身の周りの世話をしている。二人は、中国人を父に持ち、母は日本人であった。
三人は、留置所で話すうちに、大いに意気投合した。
フランス租界のクラブ「ル・パシフィーク」には様々な人々が集まる。クラブの支配人、新田日出夫(橋本さとし)、陽気なボーイ・サミー(コング桑田)、ピアノ弾きの鳥谷良治(松下洸平)、そしてステージではクラブバンドの演奏に乗せ、歌姫の宇春(ウーチュン/秋夢乃)が歌う。そこにやってくる、清隆、志強、紅花。紅花と宇春は友人でもあった。クラブのあちこちでは、音楽談義も語られれば、直面する政情に熱を帯びた論議も起こり、ジャズの音色とともに、人々の思惑渦巻く不可思議な空間だった。そしてそこには謎の女——川島芳子(壮一帆)の姿も。
清隆、志強、紅花は、馬鹿馬鹿しくも美しい”上海の青春”といえる交友を深めてゆく。
紅花は清楚な外見からは予想がつかない自由奔放な一面ものぞかせ、清隆はそんな紅花にいつしか惹かれてゆく。
しかし、ふたりの恋には、それぞれの宿命が待っていた。
志強と紅花にはある秘密があった。
時は第二次世界大戦前夜。未だ目的が見出せなかった清隆も、彼の存在自体が持つ宿命により、容赦なく歴史の大いなる波に巻き込まれてゆく。
各国列強がにらみを利かせ思惑渦巻く都市・上海で、清隆は次第に自分のなすべきことに目覚めてゆく。
清隆と紅花、そして取り巻く人々の大いなるドラマが展開してゆく。


【公演概要】
cube 20th. presents 音楽劇『魔都夜曲』(読み方:まとやきょく)
作:マキノノゾミ
演出:河原雅彦
出演:藤木直人 マイコ 小西遼生 壮一帆 松下洸平 秋夢乃 高嶋菜七 浜崎香帆
中谷優心 キッド咲麗花 村上貴亮 吉岡麻由子 前田悟 板倉チヒロ
田鍋謙一郎 奥田達士 コング桑田 春風ひとみ 山西惇 村井國夫 橋本さとし
■東京公演
2017年7月7日(金)〜7月29日(土)
Bunkamura シアターコクーン
お問い合わせ:キューブ03-5485-2252(平日12:00〜18:00)
主催/企画・製作 株式会社キューブ
■愛知公演
8月5日(土)〜8月6日(日)刈谷市総合文化センター 大ホール
公演日時:2017年8月5日(土)17時(浜崎)、※終演後、アフタートークあり
8月6日(日)13時(高嶋)※( )内表記は、李香蘭役ダブルキャスト
お問い合わせ:
キョードー東海 052-972-7466(10:00~19:00、日・祝休み)
主催:キューブ/キョードー東海
共催:刈谷市/刈谷市教育委員会/刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)
■大阪公演
8月9日(水)〜8月13日(日) サンケイホールブリーゼ
公演日時 :2017年 8月 9日(水)19時(高嶋)
8月10日(木)19時(浜崎)
8月11日(金・祝)13時(高嶋) ※終演後、アフタートークあり
8月12日(土)12時(浜崎)/17時(高嶋)
8月13日(日)12時(浜崎)
※( )内表記は、李香蘭役ダブルキャスト
会場:サンケイホールブリーゼ
主催:サンケイホールブリーゼ/キューブ
https://cube-s.wixsite.com/matoyakyoku



【2.5news若手育成プロジェクト】
撮影/ 伊藤由岐

消息来源:http://25news.jp/?p=16322
“萤之光”这把钥匙,打开了一扇名为“藤木直人”的门!

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感谢推送~直人好帅~

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