藤木直人が
テレビ東京ドラマ初出演!
元夫婦のラブ展開にも注目!
主演を務めるのは、テレビ東京連続ドラマ初主演となる中谷美紀。シングルマザーとして母親らしい一面もありながら、次々と社内の問題を突飛な方法で解決していく破天荒な主人公を演じます。
この度、主人公・晴の直属の上司・和田寿史役に、連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)での好演で、注目を集める藤木直人が決定しました。藤木直人は本作がテレビ東京ドラマ初出演となります。これまでにも共演経験のある二人が新たに描く関係性、夫婦が再会してからのラブ展開にもぜひご注目ください。
本作はプロデューサーを務める栗原美和子(共同テレビ)の実体験から生まれたオリジナルの企画であり、そのリアリティは折紙つきです。脚本には『ピュア』『バージンロード』等の名作を手掛けた龍居由佳里氏を起用し、栗原と息の合ったコンビが復活。演出は最近作『スーツ』でもスマッシュヒットを放った名手・土方政人が担当します。
五木商事経営企画部・部長。
社長に掛け合い、晴を五木商事に引き戻した張本人。周囲に隠しているが、晴の元夫。
「なつ」の後は秋だと思っていましたが、まさか「ハル」が来るとは想像してませんでした(笑)。
テレビ東京さんの作品に参加するのは初めて!
僕は理系人間で社会経験もなく経済には疎いのですが、テレ東さんの『ガイアの夜明け』など好きで見ていました。
今回の台本もとても興味深く面白かったです。そして中谷美紀さんと再びご一緒出来るのが嬉しいです。
圧倒的な演技力、ストイックで多才な方。
自分の至らなさにがっかりする3ヶ月になると思いますが(汗)、それ以上に日々刺激を受けながら一緒に作品を作れる楽しみの方が大きいです!
アメリカのビジネス界で活躍していた海原晴(ハル)は、日本の大手総合商社「五木商事」の社長直々のヘッドハントにより転職し、凱旋帰国を果たす。エリート集団である経営企画部の部長補佐に就任するも、なんと、そこで待ち構えていた直属の上司は10年前に離婚した元夫(藤木直人)だった!
「ラーメンからロケットまで…」と、ありとあらゆるビジネスを取り扱う総合商社を舞台に、主人公の晴が社内の各部門や系列会社が抱える様々な問題に挑み、日々奮闘する姿を描きます。保守的な副社長一派が牛耳る停滞した空気の中、データ主義を嫌い、「私は楽しく仕事がしたい!」と公言する晴が、常識を覆すやり方で毎回難題を解決!社内に新風を吹き込んでいきます。
番組名 | ドラマBiz「ハル ~総合商社の女~」 |
放送時期 | 2019年10月クール 毎週月曜 夜10時 ※放送開始日未定 |
放送局 | テレビ東京系(TX、TVO、TVA、TSC、TVh、TVQ) BSテレ東 毎週金曜 夜9時 ※放送開始日未定 |
出演 | 中谷美紀 藤木直人 |
脚本 | 龍居由佳里 |
音楽 | ワンミュージック |
チーフプロデューサー | 浅野太(テレビ東京) |
プロデューサー | 稲田秀樹 戸石紀子(テレビ東京) |
プロデューサー | 栗原美和子 高田良平(共同テレビ) |
演出 | 土方政人(共同テレビ) |
製作 | テレビ東京 共同テレビ |
シングルマザーの海原晴(中谷美紀)が、大手総合商社の経営企画部・部長補佐として一般常識にとらわれることなく奮闘するドラマ「ハル~総合商社の女~」(テレビ東京系)。「仕事は楽しく!」「撤退より攻め!」という熱い思いを持ち、時にはトップダウンすら覆すほどの彼女の姿に、見ていてスカッとする方も多いのではないでしょうか?
インターネットTVガイドでは、本作品のインタビュー連載を前・後編にわたって敢行! 前編の中谷さんに続き、後編で登場いただくのは、ハルの上司で元夫でもある和田寿史を演じる藤木直人さん。演じる役柄や、ハルを演じる中谷さんの印象、また大好きな“あの趣味”についてなどさまざまなお話を明かしてくれました!
──和田は、奥田瑛二さん演じる副社長の高山雄一郎をうまく丸め込みながらも陰でハルを後押ししていて、物事を円滑に進める能力に長けている印象を受けました。藤木さんから見て、和田はどういう人物に見えますか?
「そういうふうに見えつつも、ハルに全てを押し付けているような気もして、『まず自分が動け!』という思いもありますね(笑)」
──ちなみに、藤木さんは「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系)でも部長役だったので、インタビューの前編で中谷さんが「藤木さんは部長キャラなんだな」と言われてました!
「当時は、ありえないくらいの年齢で『部長』と呼ばれていたので説得力がなかったんですけど(笑)。ようやく年齢が追いついてきたかなと」
──今回こそ、まさしく“部長”ということで(笑)。ただ、作中では和田が何を目的としているのか思惑がまだ見えないですよね。
「逆にそこが視聴者の皆さんに興味を持っていただけるポイントになったらいいなと。ただ、僕は和田の思いは最初からすごくいちずだと感じています」
──そういう部分を意識して演じられるのでしょうか?
「そうですね。でも、彼らが働く大手総合商社の五木商事という組織は大きいから、ただ単に自分が頑張ることが会社を動かすことじゃないのかもしれないですよね。だから、和田はあえてそういう立ち回り方をしているのかなと思っています」
──藤木さんご自身の性格は、和田の性格と似ていますか? 場面に応じてうまく立ち回れるタイプですか?
「僕は今までそんなに大きい組織にいたことがなくて、個人商店なので(笑)。でも、周りの人とのコミュニケーションは大事だと思うので、事前にみんなに出欠を取って『食事会とかやる?』と提案することもあります」
──中谷さんも藤木さんのことを「周囲の人々の動きがよく見えているタイプの方で誰よりもスケジュールを把握なさっていて、頼りがいがある」と言われていました。
「役者が気にしなくていいことを気にするタイプなので(笑)。中谷さんは完璧な人で、お芝居の面ですごく頼りがいのある人なんですよね。だから、逆にそういう撮影順やスケジュールのことはきっと気にしてないんだろうし。僕が『次のシーンは壁を外してセットが変わるよ』と伝えると、『へぇ~!』みたいな反応です(笑)。あと、過去に共演させていただいた時、待ち時間に中谷さんから『せっかくなのでセリフを合わせませんか?』と言っていただくことがありましたね。僕はその時、すごくセリフ量のある役だったので、僕は僕でいっぱいいっぱいになりながらやらせてもらっていました。ちなみに、いつもは一人でぼそぼそと練習しているタイプです(笑)」
──藤木さんから見て、中谷さんの印象はいかがですか?
「演技だけではなくて、多趣味ですよね。音楽や書道などストイックにいろんなことをやられる方で…すごいなと、ただただ感心するばかりです」
──ドラマのサブタイトル「~総合商社の女~」にちなみ、もしご自身を表すとしたら藤木さんは何の男になりますか?
「じゃあ、『釣り好きの男』で! そんなにしょっちゅうは行けないんですけど、たまに海に行って釣りをしています。釣りのいいところは、釣れた瞬間の快感はもちろんですけど、釣るためにいろいろ考えないといけないじゃないですか? 例えば、釣れない時はなんで釣れないのか? 魚がいないからなのか、それともルアーの選択が悪いのか、レンジ(水面から底までの深さ)が悪いのか…というのをずっと考えてられるから、その他のことを忘れられるのがいいですね」
──ハルのセリフで「楽しく仕事がしたい」というものがありましたが、そのようなハルの仕事に対する考え方は、藤木さんから見ていかがですか?
「それが理想ですよね。ただ、取り巻く環境や立場によっては、誰しも全員が楽しんで仕事ができるかどうかというと、そうではない部分の役割を担わなきゃいけない人もいるのかもしれないし、すごく難しいところだとも思います」
──藤木さんは、仕事をする上で大切にしていることはありますか?
「作品に参加させていただく時に『この方と共演させていただきたい』とか『こういう題材だから参加したい』という、自分の中で前向きになれるポイントがあるのかどうかは考えています」
──視聴者の中には、仕事に対して前向きになれなかったり、なかなかやる気が出ない方もいらっしゃると思います。そんな皆さんに、藤木さんからエールがあれば、ぜひお願いします!
「いろんな人間関係や組織体系とかもあるので、簡単には言えないんですけど…みんなで力を合わせて何かをやり遂げるって単純に気持ちいいことだと思うので。小さなことでもいいから、そういう成功体験を積み重ねていったら、前向きに考えていけるんじゃないかなと思います」
【プロフィール】 藤木直人(ふじき なおひと)取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
撮影/蓮尾美智子
消息来源:https://www.tvguide.or.jp/feature/specialinterview/20191028/01.html
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