「さ来年、CDデビューして20周年なんです。その前に一度ライブハウスを廻ってみたいなと思ったし、タイミング的にはいいんじゃないかなと思って。何より僕が楽しみたいなと思って…でもホント楽しかったです。ありがとうございました」と、感謝の言葉を述べると、「最後にこの曲を」と「陽の当たる場所」を演奏してステージを去った。
本来ならば、ここでライブは終了するはずだった。しかし終演SEで流れていた「世界の果て~the end of the world~」にあわせて、会場は大合唱。終わらない「直人コール」で再度、藤木はステージに登場。
俳優で歌手の藤木直人が22日、神奈川・横浜ベイホールで全国ライブハウスツアー『Naohito Fujiki Live Tour ver11.1 ~原点回帰 k.k.w.d. tour~』のファイナル公演を開催。同ツアーでは9月7日の静岡・Live House浜松窓枠公演を皮切りに、全国12カ所15公演をまわった。7月にリリースした16枚目のシングル「Speed★Star」や同曲のカップリング曲「EXCLUSIVE」などを披露。全20曲を歌い届けた。ダブルアンコールの「Hey! Friends」では、スペシャルゲストにダンサーの“tabow”こと岡口貴志が登場し、藤木とともに同曲を歌い踊りファンを魅了。藤木は「みんなの支えがあって出来ることなんだなって改めて思いました。本当にありがとうございました!」とツアーを振り返り、感謝の気持ちを明かした。【取材=橋本美波】